山本太郎現象とは「民主的な反上級国民運動」である

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2019年になって反上級国民運動が勃興しつつあります。
「れいわ新選組現象」、「山本太郎現象」のことです。
この現象の本質は「反上級国民運動」です。
左翼運動でも何でもありません。

彼は勝ち組、既成のエスタブリッシュメントから嘲笑されています。
安倍政権の熱烈な支持者のヨミウリグループの辛坊治郎は物真似をして馬鹿にし、フジテレビは選挙特番で山本太郎の消費税に関する主張をカットしようとし、立憲民主党支持者の知識人は「ポピュリスト」と罵倒します。
熱烈に彼を支持しているのは貧困層であり、非知識人です。
その中には無職、非正規雇用者、シングルマザー、障害者など報われない人たちが多数含まれます
バブル崩壊、冷戦崩壊で転落した、人為的に作りだ出された階級の怨念が彼を支持しているのです。

私は日本で民主的な反上級国民運動が発生することは全く期待していませんでした。
マスメディアが巧妙な統制を受ける中、日本人の上級国民政府への異常な従順さは絶対に変わらないと確信していました。
その点、この運動は私の予測を裏切り拡大しつつあり、衆議院選挙で大きな成果を得られるかもしれません。

しかし、この運動は極めて脆弱です。
山本太郎というカリスマの存在なくしては成立しないし、継続できません。
そして、彼の代わりは今の所いそうもありません。
一方、上級国民側には「小泉純一郎」や「河野太郎」などアメリカに従属する世襲資本主義システムの次代の権力者が大量に控えています。
反上級国民運動をまとめる山本太郎氏は一人しかいないのです。
その点で私は山本太郎氏の「民主的な反上級国民運動」に悲観的にならざるを得ません。

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